写真や手紙など様々な思い出をどう残すのか、どう処分するのかなどを考えました。
そこで、ルリユールのテクニックで『感謝のひと手間』を加え、
<100年後の子孫へ残すもの>と<自分の人生とともに終えるもの>
の2つのカテゴリーを作ってみました。
ここでは、Galerie4=『心の実家』をつくるとして<終えるもの>のカテゴリーを紹介します。
『心の実家』のつくり方
両親の死を経験すると、「心の支え」というものが欲しいものです。ここでは、それらを形にしてみました。
両親の死を経験すると、「心の支え」というものが欲しいものです。ここでは、それらを形にしてみました。
「折りたたみ『三連式戒名』屏風仕立て」と携帯用の箱をつくる
「折りたたみ『三連式戒名』屏風仕立て」と携帯用の箱をつくる
1
父、母、祖父の戒名を、屏風のように三連結で作りました。仏壇もない暮らしの中で、ささやかながら弔えられればと作ったものです。
2
同時に、ジャストサイズのBoite(箱)を作りました。三人の戒名は、一枚台紙を挟み、3つに折りたたみ収納することができます。
3
いざという時には、手軽に持ち運びができるようにしました。最後は、自分がこの世を去る時、一緒に終えたいと思って作ったものです。
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父、母、祖父の戒名を、屏風のように三連結で作りました。仏壇もない暮らしの中で、ささやかながら弔えられればと作ったものです。
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同時に、ジャストサイズのBoite(箱)を作りました。三人の戒名は、一枚台紙を挟み、3つに折りたたみ収納することができます。
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いざという時には、手軽に持ち運びができるようにしました。最後は、自分がこの世を去る時、一緒に終えたいと思って作ったものです。
「箱入り戒名」をつくる
「箱入り戒名」をつくる
1
ルリユールのChemise(内カバー)のテクニックを応用して独自に考えました。父の戒名と父から受け取った手紙などを同時に保管できるように作りました。
2
戒名の下には、複数の手紙が保管されています。上下から蓋をするように合わせ、中のものを守るように中央で上下の蓋を紐で結ぶように作りました。
3
最後は、<桐の箱>を製作した時のChemiseと同じように、左の蓋を閉じ、右の蓋を閉じとサイズの違う蓋をしてから、最後はこはぜで固定しました。
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ルリユールのChemise(内カバー)のテクニックを応用して独自に考えました。父の戒名と父から受け取った手紙などを同時に保管できるように作りました。
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戒名の下には、複数の手紙が保管されています。上下から蓋をするように合わせ、中のものを守るように中央で上下の蓋を紐で結ぶように作りました。
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最後は、<桐の箱>を製作した時のChemiseと同じように、左の蓋を閉じ、右の蓋を閉じとサイズの違う蓋をしてから、最後はこはぜで固定しました。
「30頁の人生のアルバム」をつくる
「30頁の人生のアルバム」をつくる
1
両親の人生の節目や日常、趣味、旅行など様々なシーンの写真たちを、ハガキサイズにレイアウトしてプリントし、既製のアルバムキットで『両親の30頁の人生のアルバム』を作りました。
2
アルバムは、Demi toile à coins avec papier à la colle(パピエ・ア・ラ・コルを使った半布装本)のLe bradel(くるみ製本)で仕上げています。表紙は、自作の装飾紙を使用しています。
3
同時に、Boite(箱)を作りました。表紙に共布を使い、サイドはアルバムと同じ装飾
紙を使用しています。両親のいっぱいの笑顔だけのページがあったりして気に入っています。
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両親の人生の節目や日常、趣味、旅行など様々なシーンの写真たちを、ハガキサイズにレイアウトしてプリントし、既製のアルバムキットで『両親の30頁の人生のアルバム』を作りました。
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アルバムは、Demi toile à coins avec papier à la colle(パピエ・ア・ラ・コルを使った半布装本)のLe bradel(くるみ製本)で仕上げています。表紙は、自作の装飾紙を使用しています。
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同時に、Boite(箱)を作りました。表紙に共布を使い、サイドはアルバムと同じ装飾
紙を使用しています。両親のいっぱいの笑顔だけのページがあったりして気に入っています。
「思い出の手紙」のための箱をつくる
「思い出の手紙」のための箱をつくる
1
父と母からの手紙をまとめて入れておくBoite(箱)を作りました。この箱の表紙は市販の布を裏打ちして使用、サイドは自作のPapier à la colleを使用しています。
2
封筒は長封筒、洋封筒、角封筒など全てサイズに対応できるように作りました。表紙は父や母の愛用の洋服などの一部を使って仕上げた方が、思い出がより身近なものになると思います。
3
大切な人の思い出を収納するBoiteをつくるという
「ひと手間」は、断捨離で「ゴミ」と名前を変えるより、のちに役目を終えても、故人の思い出の「再生」に繋がるように感じられました。
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父と母からの手紙をまとめて入れておくBoite(箱)を作りました。この箱の表紙は市販の布を裏打ちして使用、サイドは自作のPapier à la colleを使用しています。
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封筒は長封筒、洋封筒、角封筒など全てサイズに対応できるように作りました。表紙は父や母の愛用の洋服などの一部を使って仕上げた方が、思い出がより身近なものになると思います。
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大切な人の思い出を収納するBoiteをつくるという
「ひと手間」は、断捨離で「ゴミ」と名前を変えるより、のちに役目を終えても、故人の思い出の「再生」に繋がるように感じられました。